生存者と殺人鬼双方の感情を餌に存在するエンティティにとって、儀式の無限サイクルに彼らを閉じ込めることは言わば終わりなき祝宴のようなものです。そのサイクルにおいてエンティティは、つかの間の希望から、獲物を仕留めたい飽くなき衝動まで、あらゆる感情の一滴まで余さずに満喫します。
しかし、何も残っていなければどうなってしまうのでしょう?完全なる永遠に等しい状況で儀式の中に閉じ込められている生存者と殺人鬼ですが、彼らの感情には限りがあります。生存者がすべての希望を失ってしまった時、あるいは殺人鬼が狩りたい意欲を失ってしま ったら、エンティティにとってお役御免になってしまうでしょう。そこで、「虚無の領域」の登場です…
「虚無の領域」は言わば、感情が完全になくなってしまった人々であふれかえるジャンクヤードのようなもの。空虚で朽ち果て、荒涼としたこの世界は、「残霊」と呼ばれる捨てられた者の記憶に取り憑かれています。「残霊」とその目的についてはほとんど知られていませんが、ゲーム内イベント「ホーンテッド・バイ・デイライト」では、彼らに近づく絶好のチャンスが得られます。
不気味な思考から生まれた「虚無の領域」の発想について、Dead by Daylightのクリエイティブディレクター、Dave Richardがコメントしました。「死と苦しみの終わりなきサイクルよりも最悪な運命という概念を想起させるような場所を作りたいと思いました。儀式を脱出するには、あらゆる感情がなくなった状態でまた別の悪夢に陥るしかないのだとすれば、 ものすごく恐ろしいと思いませんか?」
Dead by Daylightの世界は広く、エンティティの存在は、これまであなたが知っていた領域をはるかに越えて及びます。ゲーム内イベント「ホーンテッド・バイ・デイライト」で「虚無の領域」にまつわる怖い謎を解き明かしましょう。いつの日か、あなたもそこの住人になる日が来るかもしれません…