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アップデート&リリース

『Dead by Daylight』2025年品質改善アップデート:フェーズ1

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『Dead by Daylight』は、プレイヤーの皆様が長年抱えてきた懸念や不満を解消することを目指して大規模な品質改善に取り組みます。

この取り組みは2つのフェーズに分かれて実施され、第1フェーズは4月から6月にかけて、第2フェーズは7月から12月にかけて行われます。予定されている内容の一覧は、以下のロードマップをご覧ください。

この大規模な取り組みを実施するため、チャプター、リフト、イベントモディファイア、コレクションなど、今後のリリースのいくつかが延期されることになりました。明日予定されていたPTBも延期されます。この決定は本ゲームの品質向上に真摯に取り組むためにくだされました。何卒ご理解賜りますようお願い申し上げます。

今後予定されていたリリースを延期し、本ゲームの品質改善を目指すこの取り組みを優先させることで、最終的には「Dead by Daylight」を最善の形で皆様にお届けできると信じています。また、私たちは常日頃からプレイヤーの皆様の声に耳を傾けており、これは長らく待ち望まれた取り組みであるとも捉えています。

第1フェーズで予定されている内容の詳細は、以下をご覧ください。

降参オプション

開発中の「降参」機能は、生存者と殺人鬼双方のフラストレーションを軽減することが期待されていますが、公平に導入するために最適な条件を特定する必要がありました。降参は以下の条件で可能になります。

  • 残りの生存者がすべて這いずり状態(生存者側)
  • 残りの生存者がすべてボット(殺人鬼側)

これらの状況が発生した際は、プレイヤーは降参オプションを使用して儀式を終了し、獲得したブラッドポイントを保持したまま、切断ペナルティを受けずにマッチを終了できます。

ガンマ値の設定

『Dead by Daylight』は、そのテーマもそうですが、視覚的にも少し暗くなることがあり、暗すぎると場合によってはプレイしづらくなることもあります。そのため、すべてのプラットフォームでガンマ値を調整する機能を導入し、意図した世界観を失うことなく、自分にとって最適な明るさに調整することを可能にします。

戦意喪失への対策

「Go-Next(次へ)」という表現は、戦意を喪失した生存者が次のゲームに早く進むために意図的にとる行動を指します。例としては「殺人鬼の近くでじっと立つ」「フックを繰り返し指さす」「フックのスキルチェックを意図的に失敗する」などが含まれます。

こういった行動を抑制して、適切にペナルティを課すため、戦意喪失に該当する行動を識別するシステムが実装されます。このシステムによって戦意喪失と判定されたプレイヤーは切断ペナルティポイントが課され、グレードが1つ下がります。このシステムの正確性を確保するために、実装後の状況を注意深く観察していく予定ですが、これが問題の緩和につながると考えています。

同時に、状況が悪くなっても儀式を最後までやり抜いたプレイヤーに対しては報酬を授与したいと思います。次の儀式で追加のブラッドポイントを付与する、エンブレムベースの新しいマルチプライヤーを導入し、連続して儀式を行った際にボーナスが累積されるようにする予定です。

長時間の隠密と閉じ込め行為への対策

「長時間の隠密」とは、生存者が目標を無視して隠れながら時間を稼ぎ、勝ち目がないマッチを長引かせることを指します。

この問題に対処するため、プレイヤーがゲームプレイの目標から意図的に離脱していることをより正確に判定できるように、「放置カラス」が出現する条件に変更が加えられます。プレイヤーにカラスが出現すると、すぐにその位置が殺人鬼に明らかになります。

さらに、プレイヤーにカラスが3羽出現すると、プレイヤーの衝突判定がなくなる機能も導入される予定です。これにより、ボディブロックによる嫌がらせ行為が防がれることが期待されます。

マップオファリングのバランス調整

マップオファリングに関しては賛否両論があり、一部のプレイヤーには好評ですが、不公平なアドバンテージを与えるものだと感じるプレイヤーもいます。また、同じマップや領域が繰り返し出現するのを防ぐシステムをバイパスすることも、フラストレーションにつながる要因となっています。

そのため、マップオファリングは特定のマップを確実に出現させるのではなく、出現率を20%上昇させるものに変更されます。複数使用された場合も、効果は重複されません。また、儀式のロード中にマップオファリングを含めた特定タイプのオファリングを秘密の状態にしておくことも検討中です。そうすることで、オファリングの内容がプレイヤーが儀式を続行するかどうかを左右することを防げます。

生成ルールの調整

儀式の開始時に生存者が出現する位置は、儀式の結果に大きな影響を与えることがあります。これは、これまでコミュニティでも繰り返し話題になったトピックで、生存者が離れて出現し、より広い範囲をカバーできれば、目標達成に向けて生存者側に優位になると考えられているものです。

この状況に対処するため、それぞれの生存者がお互い12メートル以内の同じフロア(該当する場合)に出現するように、生存者のスポーンルールが変更されます。また、これに応じて「布」のオファリングも調整されます。

放置(BOT)プレイヤーへの対策改善

儀式で放置BOTを使用するプレイヤーがいるとフラストレーションがたまるものです。そのため、迅速にボットを特定して適切なペナルティを課せるように、ボットを検出するシステムを改善します。

ブラッドポイントの大量使用機能

ブラッドウェブの処理をより迅速に行えるよう、ブラッドポイントをまとめて使用できるボタンを追加します。

新クエストシステム

昨年発表されたように、クエストシステムはアーカイブとリフトの大規模なアップデートの一部として導入されるもので、今後さらに詳しい情報をお伝えする予定です。新しいシステムは、チャレンジシステム(およびデイリーリチュアル)を改良して作業の負担を軽減し、より簡単に報酬を獲得して楽しめるものになります。

パークのプレビュー機能

A/Bテストの結果に基づいて、プレイヤーがロビーにいるときに自分のパークを確認できる機能を導入します。また、パークロードアウトのプリセットもスロットが追加されます。

私たちは上記の変更を導入することによって『Dead by Daylight』の品質を高め、プレイヤーの皆さんがより快適にゲームを楽しめる環境を提供できると信じています。また、この取り組みが実現できるのも皆様のご理解とご協力のおかげです。改めて皆様に感謝申し上げます。

5月のアニバーサリー配信では第1フェーズの取り組みを振り返り、ロードマップの第2フェーズについてさらに詳しくお伝えします。これからも引き続き、この取り組みに関して皆様の貴重なご意見・ご感想をお寄せください。

それでは霧の中でお会いしましょう。

『Dead by Daylight』チーム

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