テーマ的にではなく、文字通りに最も暗いDead by Daylightのモディファイアが帰ってきました。『悪魔城ドラキュラ』が霧の森に登場したことを記念して、今回の「消灯」はゴシックなアート が特徴となっています。アップデートされたのはそれだけではありません。
モディファイアを発表した当初、この取り組みは段階的なものになるとお伝えしていました。第1弾となった「消灯」では、緊張感と雰囲気のある体験が実現しました。生存者も殺人鬼も、扱い慣れた道具なしで暗闇に突入していく様子はとてもスリルのあるものでした。
モディファイアが終了した後、プレイヤーからフィードバックを集め、分析し始めました。「消灯」の気に入ってもらえた点は数多くありましたが、いくつか改善できる点があることにも気づきました。
最も大きな問題点の一つは、生存者が発電 機を効率的に探し出すことができない一方で、殺人鬼は発電機の場所を正確に把握していることでした。そのため、殺人鬼は発電機の周りで待機し、油断している生存者を簡単に倒すというプレイスタイルが最適となってしまいました。これはテーマ的に多少面白味があるかもしれませんが、ゲーム性としては楽しさに欠けていました。
光あれ
『悪魔城ドラキュラ』にちなんで燭台をテーマとした提灯が登場。提灯は近くにある発電機のオーラを見ることを可能に生存者固有のアイテムで、従来のゲームHUDを垣間見ることができます。生存者は提灯を見つけたら発電機の上に置いて、そのエリアにいるチームメイトに発電機の位置を教えてあげることができます。
発電機が完成してから提灯がそのまま発電機の上に乗っていると、殺人鬼は発電機のオーラを見る能力を一時的に失います。これは対戦状況をより公平にし、双方にとってバランスの取れた、対戦のしがいがある体験となるはずです。
しかし殺人鬼も対処法がないわけではありません。殺人鬼は発電機に乗っている提灯を破壊することで、この効果を途中で打ち切ることができます。また、生存者をダウンさせると、カニバルのパーク「フランクリンの悲劇」のように生存者の手からアイテムを直接叩き落とすことができます。
復活する機能と主な変更点
「消灯」の本質は変わりません。今回もプレイヤーはパーク、HUD、脅威範囲、赤い傷マークなどが無く、最低限のものしか残されていない、何もかも削ぎ落された状態でマッチに臨みます。生存者はアイテム無しで開始しますが、ゲーム内でチェストを見つけて開けることはできます。また、チェストにはレア以上のアイテムしか入っていません。
発電機も調整され、修理速度が少し速くなり、生存者が音をたどって見つけやすくするため、修理状態が自動的に5%進行した状態で始まります。これによって、どちらの役割もストレスを最小限に抑えながらゲームに没頭することができ、ゲームバランスも取れているように感じられるはずです。
最後に、2つの新しいマップがローテーションに追加され、マップの数は全部で6つとなりました。新マップは「死んだ犬の酒場」と「グリーンビル広場」です。
キャンプはおしまい
結局のところ、何かが可能であれば、それを行うプレイヤーは必ず存在します。前回の「消灯」では、一部の殺人鬼がキャンプ対策システムの範囲外ギリギリの場所でテントを張っていました。このような行為を防ぐため、フェイスキャンプ対策システム の範囲を広げました。
新しいイベント学術書
「消灯2.0」では新たなイベント学術書が登場し、生存者と殺人鬼は新たなチャレンジに挑戦できます。最新のキャラクターであるドラキュラとトレバー・ベルモンドを中心としたチャレンジも用意されていますが、学術書を完成させたり、アンロック可能な報酬を獲得したりするのに新キャラでプレイする必要はありません。
今回のイベント学術書にはアンロック可能なスキンが3種あります。ゴシック調のランタン(魔よけ)、ピクセルスタイルのダークロード(バッジ)、ドラキュラの城(バナー)
9月12日から9月19日まで開催される「消灯」第2弾をぜひお楽しみください。皆様のフィードバックを随時確認しておりますので、公式フォーラムや公式SNSチャンネルでご意見やご提案をお聞かせください。
それでは霧の森でお会いしましょう。会えることを願って。