『Dead by Daylight』に2対8ゲームモードが戻ってきます。数々のゲームプレイアップデート、プレイ可能な殺人鬼の追加、クラスの追加やアップデートなど、新要素を含んでさらにパワーアップしました。
期間:東部標準時11月12日午前11時~11月26日午前11時(日本時間11月13日午前1時~11月27日午前1時)
新しいバージョンでも2対8ゲームモードの本質はそのままで、アクション満載のカオスな儀式でチームワークが試されます。生存者は8人で協力しながら13台ある発電機の8台を修理することで脱出を図ります。一方殺人鬼は二人一組となって、できるだけ多くの生存 者を生贄にしようと奮闘します。
ゲームモード2.0の詳細をご紹介する前に、まずこのモードの基本的な仕組みを振り返りましょう。
2対8ではパークは使われず、代わりに特定のプレイスタイルに注目してデザインされたクラスシステムが用いられます。また、生存者はフックの代わりに檻に送られます。この檻は、エクセキューショナーの特殊能力「贖罪の檻」に似た仕組みです。ダウンした生存者は殺人鬼によってマップ上の檻に送られ、3回送られるとゲームオーバーとなります。
ペースの速いこのゲームモードでは、13台の発電機のうち8台を修理する必要がありますが、それぞれの完了にかかる時間は70秒となります。なお、まだ一度も檻に送られていない場合、発電機の修理を完了したときに自分のオーラが殺人鬼に表示されるので気を付けましょう。一方、一度檻に送られると生存者はアンロック可能なアビリティを利用できるようになります。
生存者クラス
生存者にはメディック、スカウト、ガイド、エスケーピストという前回のバージョンに登場した4つのクラスが戻ってきます。今回のバージョンでは各生存者クラスがアンロック可能なアビリティを備え、重要な場面でゲームの流れを変えうる能力を発揮できます。アンロック可能なアビリティは生存者が一度檻に送られると利用可能になり、儀式が終わるまで効力を発揮できます。
各クラスには発動可能なアビリティも備わり、クールダウン時以外はいつでも発動できます。発動可能なアビリティはクラス特有のボーナスを提供するほか、瀕死状態から立ち上がることにも使用でき、這いずり放置を抜け出すのに大いに役立つでしょう。
各クラスの詳細は以下をご覧ください。
ガイド
発電機は勝手に修理されない。さっさと作業を進めるのが肝心だ。
近くにある修理未完了の発電機のオーラが見える。発電機を修理中、自分とその発電機のオーラが仲間に表示される。ガイドの周りに発生する小さなテック範囲内では、仲間がグレイトスキルチェックボーナスを得て、修理の騒音が減少する。
発動可能なアビリティ:このアビリティを発動させると、近くの仲間の修理速度が一時的に上昇する。
アンロック可能なアビリティ:ガイドは発電機の修理を完了したときにテック範囲内にいる生存者1人につき5%の修理チャージを得る。このチャージはガイドが次に修理を始めた発電機に即座に適用される。
メディック
最後に笑うのは、自分を犠牲にして他人を助ける者だろう。
広範囲にいる負傷した生存者のオーラが見える。メディックの周りに発生する小さなバイタリティ範囲内では、自分と仲間の治療速度が大幅に上昇し、痛みによるうめき声が減少する。
発動可能なアビリティ:このアビリティを発動させると、バイタリティ範囲内の生存者全員を即座に50%回復する。
アンロック可能なアビリティ:負傷状態の間、赤い傷マークが抑制され、 自分のオーラが仲間に見える。
エスケーピスト
常に全速力を出す必要はない。他の者より速ければいい。
近くのパレットと乗り越え障害物のオーラが見える。エスケーピストの周りに発生する小さなスプリント範囲内では、自分と他の生存者が走ると迅速ボーナスを短時間得る。その後この効果は、疲労状態を引き起こす。それは間一髪で逃れるためなら、小さな代償と言える。
発動可能なアビリティ:このアビリティを発動させると、短時間の間、スプリント範囲内でせっかちな行動が全て音を立てなくなる。
アンロック可能なアビリティ:医療キットを使わずにより速く自分を治療できる
スカウト
監視人を監視する者を侮ってはいけない。
破壊アクションを行う殺人鬼のオーラが見える。スカウトの周りに発生する小さなスニーク範囲内では、自分と仲間がしゃがんだときの移動速度が上昇する。64メートル以内の殺人鬼がスカウトの視界に入っているとき、殺人鬼のオーラが仲間に表示される。
発動可能なアビリティ:このアビリティがチャージされると、全ての倒された/破壊されたパレットのオーラが見える。倒された/破壊されたパレットの横でこのアビリティを発動させると、そのパレットを立たせる/修復する。
アンロック可能なアビリティ:歩行速度が上昇し、負傷状態のときの痛みによるうめき声が出なくなる。
自分のプレイスタイルに最も合ったクラス、もしくはチームに最も貢献するようなクラスを選びましょう。そして手遅れになる前に脱出するのです。また、2対8のこのバージョンでは、95%まで回復したあと発動可能なアビリティを使って瀕死状態から立ち上がることもできます。ピンチに陥った時に忘れずに活用しましょう。
そしてもちろん、クラスに関わらず、どの生存者キャラクターでも2対8に参加できます。
殺人鬼クラス
殺人鬼をプレイする場合は、2対8モードに特別に調整された殺人鬼の中から選択できます。今後のバージョンでさらに利用可能な殺人鬼を追加する予定ですので、今回のリストにあなたのメインキャラがいなくてもご安心ください。
- トラッパー
- レイス
- ヒルビリー
- ナース
- ハントレス
- ブライト(今回追加)
- スピリット(今回追加)
- デススリンガー(今回追加)
2対8モードの基本的な仕組みをカバーしたあとは、このバージョンで導入された最も大きな変更点である殺人鬼クラスをご紹介します。
最初のバージョンで殺人鬼は、その潜在能力を引き上げる固有のアビリティを備えていました。それは今回のバージョンでも維持されますが、殺人鬼はさらに特徴的な4つのクラスから1つのクラスを選べるようになります。これらのクラスはそれぞれが狩りの異なる側面で役立つ効果を提供するようデザインされていて、プレイヤーは自分の好きな殺人鬼を使ってその効果を上手く活用することで、好みのプレイスタイルをさらに向上させられます。
ご注意:ペアとなる殺人鬼はそれぞれが異なるクラスを選ぶ必要があります。
シャドウ
生存者が後ろを振り向いたときには、その刃が血の渇きを癒すことだろう…
仲間の近くにいる間、探知不可になる。生存者を負傷させると、探知不可が一時的に仲間に移動し、生存者に不意打ちを仕掛けられる。さらに仲間が生存者の追跡を始めたときに生存者のオーラがより長く表示される。
ブルート
木が砕ける音は、叫び声を隠すことはできないだろう…
ブルートはパレットや破壊可能な壁をより速く破壊できる。破壊行為を行うと、近くの仲間が一時的に迅速ボーナスを得る。発電機にダメージを与えると、通常より広い範囲にいる生存者のオーラが表示される。
エンフォーサー
恐怖の匂いは、その血を沸き立たせるだろう…
負傷した生存者を追跡中、移動速度が上昇する。発電機にダメージを与えたときに生存者のオーラがより長く表示される。近くの仲間が生存者を負傷させるとその生存者に「エンフォーサーのマーク」がつき、そのオーラが自分に見える。
エンフォーサーのマークがついた生存者を瀕死状態にすると、そのマークが消費され、仲間の突進攻撃距離が増加する。
フィアモンガー
影に隠れて動き回り、死をもたらす道具となるだろう…
姿を見られていない間、移動速度が上昇する。仲間から離れた場所で生存者を負傷させると、仲間が短時間の間、迅速ボーナスを得る。発電機の修理が完了すると、まだ堕落 の檻に送られていない生存者のオーラがより長く表示される。
領域
今回のバージョンには出現可能なマップとして、2つの新しい領域を含む、いくつかのマップが追加されました。
- マクミラン・エステート
- オートヘイヴン・レッカーズ
- コールドウィンド・ファーム
- レッド・フォレスト
- クロータス・プレン・アサイラム
- 死んだ犬の酒場(今回追加)
- 山岡邸(今回追加)
イベント学術書
前回通り、今回の2対8でも新しいイベント学術書が登場します。殺人鬼と生存者の新たなチャレンジを完了すると、3つの限定報酬を獲得できます。
- 快適な檻(バッジ)
- かわいいカラス(バッジ)
- 素敵なラウンジ(バナー)
最後に重要な問題であるマッチ待機時間について触れたいと思います。2対8の前回のバージョンでは特に殺人鬼プレイヤーの待機時間が長くなる状況が見られました。
これは、殺人鬼が初めて別の殺人鬼と一緒に狩りを行えるとあって、ある程度予想できたことではありますが、ファンの皆さんの関心と興奮の高まりにより、特に殺人鬼の待機時間が大幅に長くなってしまいました。辛抱強く待ってくださった皆様には改めて感謝いたします。
オンラインゲームの性質上、2v8の復活によって状況の改善は期待できません。これは私たちも認識している状況です。また、生存者プレイヤーにとってよりやりがいのあるモードにする方法も検討しています。
以上、2対8ゲームモードの最新バージョンについて知っておきたいことをまとめました。関連の情報を確認したい場合はこちら の ゲームモードページもご覧ください。 それでは霧の中でお会いしましょう。
『Dead by Daylight』チーム