セーブルの伝承
セーブルはダークサイドを理解するどころか、自ら関わることを大いに楽しんでいた。そんなセーブルは親友であるミカエラに、ムーンストーンで毎年開かれるハロウィンフェスティバルで実際に起きた恐ろしい話を披露するよう説得した。ところがミカエラは、パフォーマンス中に黒い霧に巻かれ姿を消してしまう。その時セーブルは、ミカエラが披露した話がアンノウンの話ではなかったことを思い出した。それは何か別の話だった。別の次元の話。恐ろしい生き物に溢れ、残忍な殺人鬼が住み、終わりのない恐怖が待っている場所。親友にそれを独り占めさせるわけにはいかない。